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2018年12月24日

HTLV-1対策拡充を

感染防止など知事に要望 
鹿児島県

三反園知事(中央)にHTLV対策の要望を行う菅付代表(手前)ら

深刻な感染症の発症につながるHTLV―1(ヒトT細胞白血病ウイルス1型)の撲滅をめざすNPO法人「スマイルリボン」(菅付加代子理事長)のメンバーはこのほど、鹿児島市内で三反園訓県知事と面談し、同ウイルスの感染予防などについて要望を行った。

これには、橋渡し役を担った公明党県議団の成尾信春団長、持冨八郎、松田浩孝の各議員と白賀郁代・鹿児島市議が同席した。

同ウイルスは、致死率の高い成人T細胞白血病(ATL)や下半身のまひなどを引き起こす関連脊髄症(HAM)など、重篤な感染症の原因となる。授乳による母子感染や性交渉での水平感染などが主な感染経路で、感染者(キャリア)の数は全国で約100万人に上るとされている。

難病支援のモデルケースに

鹿児島県は、同ウイルスのキャリアや感染症の患者数が全国で最も多い地域の一つ。自身もHAM患者である菅付理事長は面談の中で、「鹿児島が県を挙げてHTLV対策に力を入れ、全国のモデルケースになってほしい」と訴え、キャリアの相談体制の整備や周知、啓発活動の充実などを要望。加えて、母乳による育児ができないキャリアの母親に対し、県全体で粉ミルクの支給などの経済的な支援を行うよう求めた。

三反園知事は、「患者の皆さんの思いに応えられるよう、実現可能なものから一つ一つ形にしていく」と取り組みを進めていく方針を述べた。

公明が推進 市でミルク支給開始

公明党は長年、同団体と共にHTLVへの対策強化や支援の充実に取り組んできた。

2004年に当時の鹿児島市議の紹介で、桝屋敬悟、江田康幸の両衆院議員が菅付理事長らと懇談。その後、両議員が国会質問などを通して、HTLV患者の窮状を国に訴え、公費負担による抗体検査の実施やHAMの難病指定、「HTLV―1総合対策」の策定など、数々の支援を勝ち取ってきた。

また、地元議員として白賀議員がHTLV患者に寄り添い続け、今年度には鹿児島市で、母親がキャリアである乳児を対象に粉ミルクの支給を行う「未来を守るミルク支給事業」がスタート。今回の知事への要望も白賀議員と公明県議の連携によって実現した。

要望を終えた菅付理事長は、「公明党の地方議員、国会議員が私たちと二人三脚で、一つ一つの課題解決に取り組んでくれた。今後も、一丸となって闘っていきたい」と語っていた。

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