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生活者目線の改革進める
国重(大阪市)、北がわ(堺市)氏が街頭演説
人に優しいデジタル社会の構築を訴える国重氏(右)=5日 大阪市此花区
公明党の国重とおる衆院議員は5日、大阪市淀川、西淀川、此花の各区で開かれた街頭演説会に出席し、「国民の声を国政のど真ん中に届け、生活者目線の改革を前へ進める」と力強く決意を表明した。
国重氏はデジタル化推進の司令塔となるデジタル庁が1日に発足したことについて、「誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化が大事」と指摘し、デジタル活用への支援強化の重要性を強調。高齢者にスマートフォンの基本的な使い方や行政手続きの方法、オンライン診療の受け方などを身近な場所で教える無料講習会を推進し、実現させた経緯を紹介し、「今後5年間で延べ1000万人の講習会参加を促していく」と述べた。
コロナ禍克服へ力強く決意を訴える北がわ副代表(左)=5日 堺市北区
公明党の北がわ一雄副代表は5日、堺市堺、北両区で開かれた街頭演説会に出席し、現場の声実現に全力を挙げる公明党への支援を呼び掛けた。
北がわ副代表は、新型コロナ収束の鍵を握るワクチン接種について、堺市で2回目を終えた人は65歳以上の高齢者で90.7%、12歳以上で50.3%に上るなど「堺は比較的進んでいる」と強調。引き続き党市議団と連携し、若年層への接種促進に取り組むと述べた。
一方、百舌鳥・古市古墳群の世界遺産登録や堺浜の基幹的広域防災拠点の設置など、安心で魅力ある街づくりにも汗を流してきた自身の実績を報告。コロナ禍を克服し「地元・堺、関西のにぎわいあふれる未来のために頑張る」と訴えた。