ニュース
危険箇所の対策に全力
長野・岡谷市 土石流現場を視察
赤羽国交相
土石流の被害状況を聞く赤羽国交相(左端)ら=29日 長野・岡谷市
赤羽一嘉国土交通相(公明党)は29日、今月中旬に停滞した前線による大雨で民家を巻き込む土石流災害が発生した長野県岡谷市の被災現場を視察した。公明党の太田昌孝衆院議員、中川宏昌県議らが同行した。
赤羽国交相は、土石流災害で亡くなった親子3人に黙とうをささげた後、県担当者らから土石流の起点となった場所や土砂流出量など被災状況の説明を聞いた。
また、阿部守一知事と今井竜五市長から、今回の災害に対する財政支援や早期復旧などに関する要望書を受け取った。
赤羽国交相は「再発防止に向けて危険な場所に対策を講じるとともに、一日も早い復旧に向けて全力で取り組む」と語った。
続いて赤羽国交相は、同県辰野町で鉄道橋の損傷により一部区間で運休が続くJR飯田線の被災状況を確認。岐阜県中津川市で、国道19号の被災箇所を視察した。