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デジタル庁9月発足 行政効率化へ大きな一歩
給付措置など迅速に
山口代表
公明党の山口那津男代表は26日午前、東京都新宿区の党本部で開かれた中央幹事会であいさつし、9月1日にデジタル庁が発足することに触れ、「デジタル社会を進めていくための最初の大きなステップになる。行政の利便性を高めるとともに、重要な情報を守っていくという両方の視点を持ち、デジタル社会を推進していきたい」と力説した。
山口代表は、デジタル化の遅れによって新型コロナ対策として実施された給付措置が効率的に進まなかった経験を踏まえ、「行政のデジタル化へ国、地方自治体でシステムインフラを整えることが重要だ」と語った。
一方、新型コロナウイルスに感染した自宅療養者が急増している現状に対し、軽症・中等症患者の治療や酸素投与に万全を期す必要性を指摘。重症化の兆候をつかむパルスオキシメーターや食料の配布も適切に対応すべきだと強調した。