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子どもの居場所確保へ
いさ氏、公民連携施設を視察
大阪・門真市
子どもの居場所づくりを巡り、市担当者(左端)から実情を聴く、いさ氏(右隣)ら=22日 大阪・門真市
公明党の、いさ進一衆院議員は22日、大阪府門真市にある子どもの居場所を提供する施設「子どもLOBBY」を視察し、市担当者から実情を聴いた。地元市議が同行した。
同施設は今年6月に、約30の民間企業や団体、大学などが協力し、開設されたもの。公民連携で子どものキャリア教育や社会性、協調性など非認知能力を養うのが特徴だ。
美馬忠法・市こども政策課長は「貧困家庭で育った子どもが“貧困の連鎖”に陥らないためには、キャリア教育が重要」と指摘。緊急事態宣言で現在は閉館しているとも述べ、「今後は市内の学区ごとに設置し、一人でも多くの子どもを支えたい」と語った。
いさ氏は「子どもの居場所をつくることは、ひとり親支援や、子どもの学力向上に役立つ。居場所づくりの拡充へ、国としても応援していきたい」と述べた。