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2021年8月18日

コラム「北斗七星」

東京五輪で世界のアスリートを温かく迎えた新国立競技場。特徴的な外観を造り出しているのは、「軒庇」と呼ばれる日本伝統の建築様式。これには47都道府県から集めたスギやマツが使われた◆豊富な森林資源を有しながら、わが国の木材自給率は4割弱。さらなる活用が、脱炭素社会の実現にも欠かせない。公明党は、先の国会で「公共建築物等木材利用促進法」の改正に尽力。公共施設だけでなく民間の建築物にも対象を広げ、国や自治体が事業者と協定を結んで支援しつつ、木材利用を促す仕組みを盛り込んだ◆“重労働”のイメージが強く、人手不足が課題の林業の現場も、環境は着実に変わっている。ドローンによる測量や苗木の運搬、立木の伐倒から枝払い、裁断までを瞬時に行うロボットアームの導入など、最先端技術を応用した“スマート化”が進む◆新たな建材として注目されるのはCLT(直交集成板)。木目を直交させて圧着するパネルは強度が高く、加工品だけに品質も均一。地上10階建てを超える木造ビルも可能で、大型建築に使われれば木材需要は格段に増すだろう◆「林業・木材産業の振興は、地方創生にも大きく貢献する」と党農林水産部会長の、いなつ久衆院議員。今回の法改正は、環境に優しい成長産業へと飛躍する足掛かりとなる。(武)

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