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2021年8月12日

県営住宅の出入り口改善

段差にスロープ、幅2倍以上 
車いす利用者の声受け、公明県議が推進し実現 
兵庫・伊丹市

加藤さん(左)と県営住宅の出入り口の改善を喜び合う坪井県議

兵庫県伊丹市鈴原町にある県営住宅の出入り口でこのほど、拡幅と段差解消の工事が施され、住民に喜ばれている。

この出入り口は、住民が近くのスーパーに買い物に行ったり、バス停への近道に使ったり頻繁に利用している。しかし、これまでは出入り口の幅が1メートル弱と狭く、5センチほどの段差もあった。

同県営住宅の住民で車いす利用者の加藤作子さんは通行するのに段差に苦労していた。

加藤さんは昨年10月、知り合いになっていた公明党の坪井謙治県議に「出入り口の段差を解消してほしい」と相談。坪井県議は現地を確認した上で、県住宅管理課に対し「出入り口は災害時の避難路にもなっている。高齢者や足の不自由な人も利用するのに心配だ」と改善を要請していた。その結果、県は出入り口の幅を2倍以上に広げ、段差にコンクリート製のスロープを設けた。

2000年シドニーパラリンピックの水泳競技に出場し、4×50メートル自由形リレーで金メダルを獲得したこともある加藤さんだが、「これまで何度も転びそうになった」という。その上で「改善されて本当にうれしい」と感謝していた。

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