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2021年8月14日

飼い主のいない猫ゼロを誓う

埼玉・吉見町

不妊・去勢手術をした猫と触れ合う秋山町議(左)と山﨑さん

「秋山議員がすぐ行動してくれたおかげ」。埼玉県吉見町で飼い主のいない猫(野良猫)をゼロにするという目標で活動している山﨑忍さんが語る。ボランティアグループ「吉見町にゃん田の会」の会長だ。野良猫の繁殖を抑え、不幸な目に遭う猫を救うため、町が2019年度から不妊・去勢手術の助成事業を開始。その結果、野良猫の数が「確実に減少した」(山﨑さん)。

山﨑さんは、増える野良猫に手を焼いた住民が毒餌を食べさせている現状が許せなかった。「猫の命もかけがえのない命」。猫の不妊・去勢手術の推進を決意した山﨑さんは、役場に相談。しかし、具体的な対応にたどりつかず、町としての問題意識が低く思えてならなかった。

一人悶々と日々を過ごしていた17年12月、ふと目にしたのが町の議会だより。公明党の秋山真美町議が同年9月定例会で野良猫の繁殖抑制に関して質問した内容が書かれていた。

「この議員さんに相談すれば何か変わるかもしれない」。山﨑さんは、秋山町議に連絡を取って実情を説明。すると、すぐに秋山町議は町環境課へ対策を求め、事態を動かした。念願だった不妊・去勢手術の助成は、19年度から無料チケット配布という形で実現。山﨑さんは「にゃん田の会」を同年5月に発足させ、手術が必要な猫を動物病院へ連れ出す活動を開始した。秋山町議もメンバーの一人だ。

手術の進展に伴い、繁殖が抑えられた結果、野良猫の数は19年度から現在までに大きく減少している。秋山町議と山﨑さんの思いは一つ。「飼い主のいない猫ゼロを必ず成し遂げる」

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