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コロナ対策で緊急要望
党沖縄県本部
感染拡大に歯止め
接種率向上、病床拡充も
コロナ対策の強化を要請する金城(泰)氏(中央左)ら=10日 沖縄県庁
公明党沖縄県本部(代表=金城勉県議)と金城泰邦党市民活動局次長は10日、沖縄県庁内で玉城デニー県知事宛てに、新型コロナの感染増加に対する医療体制の強化やワクチン接種などに関する要請を行った。
党県本部は、7月下旬から県内でデルタ株を中心に新規感染者が急拡大する現状を踏まえて対策を求めた。
内容は、①逼迫する重症者病床の拡充②ワクチン接種率の向上③県内空港における航空客への「抗原定量検査」の実施――など6項目。
席上、金城県代表らは「デルタ株への対応も含め適時適切な施策で、感染拡大に歯止めを」と強調した。謝花喜一郎副知事が応対し、要請を踏まえて対策を進める考えを述べた。
党静岡県議団
事業者支援 急いで
手続きの簡素化など
難波副知事(右から3人目)に要望書を手渡す党静岡県議団=10日 静岡市
今月8日からのまん延防止等重点措置で静岡県が初めて対象となったことを受け、公明党静岡県議団(蓮池章平団長)は10日、県庁で難波喬司副知事に会い、事業者支援や感染拡大防止対策を川勝平太知事に求める緊急要望を行った。
席上、蓮池団長は、飲食店などの営業時間の短縮要請や酒類の提供禁止による影響の拡大が懸念されるとして「迅速な対応が急務だ」と強調。協力金の手続きの簡素化および速やかな支給に向けた体制の整備や、生産者・納入業者等も含めた事業者への独自支援策の実施などを求めた。このほか、重症者病床の拡充やPCR検査等の集中実施など、感染拡大防止対策の強化を要望した。
難波副知事は「しっかりと検討する」と応じた。