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2021年8月9日

コラム「北斗七星」

暑い日が続く。体調を崩されている方もいらっしゃるのではないか。時節柄、「体がだるい」「食欲がない」「よく眠れない」など、夏バテの症状を訴える人も多いようだ◆よく、「夏バテの予防には豚肉、うなぎ、レバー」などと言われ、ビタミンB群を豊富に含んでいる食品を積極的に摂ることが推奨される。代謝ビタミンと呼ばれるB群は疲労回復に効果的だからだろう◆このエネルギーを産生するのに欠かせない栄養素・ビタミンB群は、食品から摂取する以外に体内でも合成される。作るのはヒトではなく、私たちの腸内に暮らす隣人とも言うべき微生物集団である◆大半が大腸内に生息する100兆個もの「腸内細菌」は、必須ビタミンの合成だけでなく、侵入してくる病原菌から人体を守り、ヒトが消化できない食物繊維を食べて、良好な免疫機能の維持に役立つ短鎖脂肪酸を作り出してくれる◆ヒトは同居の見返りとして細菌に仕事をアウトソーシング(外部委託)しているのかもしれない。ヒトと細菌は共に生き、お互いに利益を得てきたのだ◆最新の研究によれば、腸内細菌が宿主の健康に深く関与することが明らかになっている。人体はひとつの生態系である。食物繊維や発酵食品の摂取など“相棒”たちにも気配りして、腸内環境を整え、酷暑を乗り切りたい。(中)

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