公明党トップ / ニュース / p179647

ニュース

2021年8月4日

中等症者のケア丁寧に

容体急変時の体制整備を 
自公党首が会談 山口代表 
不安解消へ説明せよ 石井幹事長

自公党首会談後、記者団の質問に答える山口代表=3日 首相官邸

菅義偉首相(自民党総裁)と公明党の山口那津男代表は3日昼、首相官邸で会談し、新型コロナウイルスの感染が全国で急拡大している現状を踏まえ、ワクチン接種の着実な推進とともに、医療提供体制に万全を期す方針を確認した。

この中で菅首相は、感染者が急増している地域で病床を確保するため、入院対象を重症者や重症化リスクの高い人に限り、その他の感染者は自宅療養を基本とする政府の新たな方針を説明した。

これに対し山口代表は「中等症の方々も丁寧に医療的ケアが受けられるような対応をお願いしたい。病床を増やしたり、マンパワーを強化することも含めて、丁寧な対応を」と要請。中等症でも酸素吸入などが必要な場合があることから、「一定の設備やケアを行う人をきちんと確保することが国民にメッセージとして伝わっていく。現場でも丁寧に対応していただくことが大事だ」と力説した。

また、自公党首は、自宅療養中の中等症患者の容体が急変した場合の対応についても協議。山口代表は、重症化を食い止める対策として政府が新たに承認した点滴の治療薬「抗体カクテル療法」に触れ、「点滴を行える場所、機会を工夫し、有効に生かせるようにしてもらいたい」と訴えた。

ワクチン接種の推進に向けて自公党首は、1日の接種回数が自治体と職域を合わせて140万回程度になっている現状を維持し、着実に進めていく方針を確認した。

一方、自民・二階俊博、公明・石井啓一の両党幹事長は3日、国会内で会談し、新型コロナの中等症患者で重症化リスクが低い人を原則、自宅療養とする国の方針について、国民の理解と協力が得られるよう政府に丁寧な説明を求めることで一致した。

会談で石井幹事長は、中等症患者に対する医療的ケアがどう実施されるのかが国民に伝わっていないことから「国民は『きちんと治療されないのではないか』という不安を抱く」と指摘。血中酸素濃度を測るパルスオキシメーターの配布やオンラインでの経過観察、抗体カクテル療法を積極的に使用することなども周知する必要性を強調した。

公明新聞のお申し込み

公明新聞は、激しく移り変わる社会・政治の動きを的確にとらえ、読者の目線でわかりやすく伝えてまいります。

定期購読はこちらから

ソーシャルメディア