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2021年8月3日

コラム「北斗七星」

親日家で知られるマレーシアのマハティール元首相は天ぷらが好物。板前が料理する姿に魅了され、それを「海老の皮をむき、皿かプラスチックの容器にきちんと一つひとつ並べていく。それから野菜を切り、長さをそろえ、きれいに整えていく」と自著『マハティールの履歴書』(日本経済新聞出版社)につづっている◆続いて、磨き上げた鍋で黄金色に揚げ、長い箸でつまみ、客の前の和紙の上に置くまでの様子を詳細に描写。日本人の仕事の姿勢を表しているとして、「何かを成し遂げねばという思いが常にあり、彼らには暇な時はない」と◆40年前の夏に首相に就任したマハティール氏は、日本人の勤勉で献身的な働き方をモデルにした「ルック・イースト政策」を掲げ、国の経済を発展させた◆いま、日本勢のメダルラッシュに沸く東京五輪は、東日本大震災の被災地、福島県でソフトボールから始まった。そのレジェンド・上野由岐子投手は、「五輪に向かう苦しさをもう一度味わう覚悟がつかない」と苦悩した時期を乗り越え、「金」を引き寄せた(7月28日付読売)◆感染症拡大で史上初の延期という事態にも、「成し遂げねば」と苦闘を重ねて栄光をつかんだアスリートの姿は心を打つ。コロナ禍から、震災から復興しゆく姿で、「ルック・ニッポン」と、世界に希望を届けたい。(三)

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