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豪雨被害、復旧に全力
鹿児島の被災地視察
赤羽国交相
山野川の復旧状況を視察する赤羽国交相(中央右)ら=28日 鹿児島・伊佐市
赤羽一嘉国土交通相(公明党)は28日、今月上旬に線状降水帯の影響による大雨で被害を受けた鹿児島県を訪れ、被災地の復旧状況などを視察した。党県本部の成尾信春代表(県議)と地元議員らが同行した。
このうち伊佐市で赤羽国交相は、山野川の整備状況について担当者から説明を受け、現地を確認した。この河川は、昨年と今年の2度にわたって氾濫し、特に昨年は家屋の浸水被害も発生していた。現在、復旧作業が進められている。
赤羽国交相は、「住居や土木施設などで甚大な被害が発生している。一日も早い復旧・復興に全力を尽くす。台風シーズンも迫っており、しっかり対応したい」と語った。
これに先立ち赤羽国交相は、同県の塩田康一知事から、災害対策などに関する要望を受けた。また同日、同県さつま町を訪問し、周辺自治体の首長らとともに、再開発が行われた鶴田ダムを視察。その後、宮崎県に入り、河野俊嗣知事や戸敷正・宮崎市長、観光関係者らと意見交換を行った。