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2018年12月12日

コラム「北斗七星」

嫌いな人は少ないだろう。赤くて甘酸っぱいイチゴ。クリスマスケーキ用で需要が高まる今の時期から広く出回り始める。「風邪をひいたら、ビタミンCたっぷりのイチゴを食べて治す」。祖母から語り継がれるわが家の習慣である◆今月6日、佐賀県から大消費地である東京の大田市場に新品種「いちごさん」が初出荷された。名付け親はコピーライター。トップセールスで知事が上京するほど売り込みに熱が入る◆それもそのはず。全国のイチゴの産地は日々、シェア拡大に向けて品種改良と栽培の技術を競い合っている。佐賀も主力品種「さがほのか」の人気の上にあぐらをかくことはしない。7年かけて「赤い、甘い、収量の多い」新品種を開発したのだ◆農林水産省の統計によると、イチゴの出荷量が最も多いのは栃木。2位が福岡で、熊本、静岡と続く。品種別では栃木の「とちおとめ」と福岡の「あまおう」が東と西の横綱。これに新品種が立ち向かう◆イチゴの産地で思い浮かぶのは、取材で通った宮城の亘理、山元両町だ。東日本大震災の津波被害から見事に再起。その宮城も今月、新品種「にこにこベリー」をお披露目した。名前の由来は「震災を乗り越え、みんなに笑顔を届けたい」(県農業・園芸総合研究所)との思いから。被災地の笑顔に笑顔で応えたい。(東)

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