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粉じんの健康被害防げ
党静岡県議団が知事に要望
熱海の土石流災害
公明党静岡県議団(蓮池章平団長)は27日、県庁で難波喬司副知事と会い、土石流災害から3週間が経過する熱海市での喫緊の課題解決へ、県の取り組みを川勝平太知事に求める緊急要望書を手渡した。
席上、蓮池団長は、土砂の粉じんによる健康被害が懸念されていることを指摘し、土砂中の有害物質の調査や災害ボランティアへの防じんマスクの支給など、復旧作業に従事する人の安全確保策を求めた。
長期化する避難生活については、親戚宅などに身を寄せる避難者が多いことに触れて「きめ細かな支援が必要だ」と強調し、被災者に寄り添った対応を市と協働して進めるよう訴えた。
難波副知事は「地元とよく連携を取り、進めていく」と応じた。