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2021年7月28日

救済基準、早急に示せ 「黒い雨」訴訟 国が上告を見送り

首相の政治決断 高く評価 
世界自然遺産に「奄美・沖縄」 
生物多様性保持に努力 
記者会見で山口代表

公明党の山口那津男代表は27日午前、衆院第2議員会館で記者会見し、原爆投下直後の「黒い雨」で健康被害を受けたとして広島県内の男女84人が被爆者健康手帳の交付を求めた訴訟で、政府が原告全員を被爆者と認めた広島高裁判決に対する上告を見送ったことを歓迎し、「公平な基準を早く示して救済に一刻も早く当たってもらいたい」と訴えた。山口代表の発言は大要、次の通り。

記者会見で見解を述べる山口代表=27日 衆院第2議員会館

【「黒い雨」訴訟の上告見送り】

一、菅義偉首相の政治決断を大いに評価したい。原告以外で同様の立場にある人が救済を求めた場合、どういう判断で結論を出すのか。政府として早急に基準を決める必要がある。分かりやすく、早く示すことが重要だ。広島のみならず、長崎の方々への影響も視野に対応を求めたい。

一、党対策委員会では「早期解決・救済を政府に求めるべきだ」「被爆者や被爆認定される可能性のある方々に寄り添った対応を」などとの意見が大勢だった。党として引き続き政府の取り組みを促進し、早期解決・救済を後押ししていきたい。

【奄美・沖縄の世界自然遺産登録】

一、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」を世界自然遺産として登録する結論を高く評価したい。これらの地域は固有種や絶滅危惧種などが多く生息し、生物多様性を認める大事な地域だ。生物多様性や種の保全、生育環境の保持に努めたい。

【東京五輪】

一、国内外の選手が大いに力を発揮する姿を見るのは、とても感動的だ。日本選手の相次ぐメダル獲得も、長年の努力が報われ、粘り強さや執念を持って戦う大切さを感じることができる。これからも国内外の選手が存分に力を発揮できる大会を進めてもらいたい。

【新型コロナ対策】

一、(新たに設置された政府・与党連絡会議について)国民の意見を政府に迅速に伝え、施策に反映するのが第一義だ。また、政府の取り組みが国民に伝わりにくいところがあれば、与党の力や機能を通じて浸透を図っていきたい。

【次期衆院選】

一、(与党の勝敗ラインについて)衆院選は政権選択選挙だ。まずは自公連立政権を選んでいただけるようにするのが方針だ。その点では政権が維持できる過半数が目標だが、自公で選挙協力を一層進め、自民党と相談して示せれば良い。

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