公明党トップ / ニュース / p177940

ニュース

2021年7月25日

東京五輪開幕 日本の魅力 世界に発信

文化プログラムが集大成へ 
多彩なイベント 全国で 
100万人超がインターネットのライブ中継を視聴

東京2020オリンピック競技大会が開幕しました。オリンピックは世界最大のスポーツの祭典であると同時に、文化の祭典としての顔も持っています。今回も各種団体が東京大会に向けて文化芸術イベント「文化プログラム」を精力的に展開。日本の魅力を世界に発信する機会として注目を集めています。オリンピック開幕で集大成を迎えたプログラムの様子を紹介します。

五輪憲章には「スポーツを文化と教育と融合させる」と明記され、開催国の大会組織委員会に対し、複数の文化イベントからなる「文化プログラム」を計画するよう義務付けています。

古くは、1912年のストックホルム大会では「芸術競技」として文学や音楽などが競われていました。52年のヘルシンキ大会からは「芸術展示」、92年のバルセロナ大会以降は「文化プログラム」として文化イベントが開かれています。

東京大会に向けては、前回16年のリオデジャネイロ大会以降、大会組織委による「東京2020文化オリンピアード」、文化庁などによる「日本博」、政府や都道府県が認証する「beyond2020プログラム」が創設され、伝統芸能や美術展に加え、祭りやマンガなどジャンルを超えた文化イベントが全国各地で開催されてきました。

ところが、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、計画変更や中止を余儀なくされたプログラムも相次ぎました。

こうした中、大会組織委は今年4月から9月にかけて「東京2020 NIPPONフェスティバル」の35件を集大成の公式文化プログラムと位置付け、オンライン開催も併用して実施。開催都市の東京都も現在「Tokyo Tokyo FESTIVAL」として多彩なイベントを行い、反響を呼んでいます。

公明党は16年、党内に文化プログラム推進委員会を設置し、文化プログラムの成功を強力に後押ししてきました。関係者との意見交換を踏まえ、政府に対して関連予算の確保や子どもの文化芸術体験機会の拡充などを提言し、効果的な実施へ要望を重ねてきました。

被災地からメッセージ
圧巻の巨大壁画も出現

東日本大震災からの復興をテーマとした文化プログラムが17日、東京・新宿御苑で開かれました。被災地の子どもたちが考案した巨大な操り人形「モッコ」が音楽に合わせて踊り、「世界中の人が被災地の努力と苦しみを共有してくれることを願います」など、モッコに託されたメッセージが読み上げられました。

モッコは高さ約10メートル。5月以降、岩手、宮城、福島の被災3県を巡ってメッセージを集めてきました。17日のイベントは無観客で開催され、100万人以上がインターネットのライブ配信を視聴しました。

東京・丸の内に2作品の総面積が約7800平方メートルに及ぶ世界最大級の巨大壁画アートが登場しました。企画名は「東京大壁画」。東京駅前の丸ビルと新丸ビルの側面を一対のキャンバスに見立てた圧巻のスケールです。展示は9月5日まで。

新丸ビルを美術家の横尾忠則氏が、丸ビルを長女で画家の横尾美美氏が手掛けました。壁画のコンセプトは「宇宙」です。忠則氏は「都市化が進行して風景自体が人工的になっていく中、自然を認識していただければ」と語っています。

伝統芸能体験 若者に

日本芸能実演家団体協議会(芸団協) 大和滋参与

東京五輪・パラリンピック招致が決まった時、日本の文化芸術の魅力と価値を国内外に発信する機会だと、文化芸術関係者で話し合い、文化プログラムの計画を始めました。

ところが、新型コロナの影響で多くの計画は頓挫。芸団協のプログラムも実施できず悔しい思いをしました。

この1年、感染対策の経験も積み、企画を改め、若い世代に日本舞踊、長唄、三曲、落語などの伝統芸能を体験・鑑賞してもらうプログラムを考案。五輪開会式の23日と、8月7日までの毎週土日、江戸東京博物館で開催中です。

文化芸術の社会的な価値を政治の場で訴えてきた公明党には、引き続きの応援を期待しています。

公明新聞のお申し込み

公明新聞は、激しく移り変わる社会・政治の動きを的確にとらえ、読者の目線でわかりやすく伝えてまいります。

定期購読はこちらから

ソーシャルメディア