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2021年7月23日

【主張】東京五輪開幕 コロナ禍の世界に希望送りたい

東京五輪がきょう開幕する。夏季五輪の東京大会は1964年以来57年ぶり2度目となる。新型コロナの影響で史上初の延期を経て1年遅れの開催となった。

東京都が緊急事態宣言下にあるなどコロナ禍の中で競技が行われる。感染対策に総力を挙げ、何としても成功させたい。

大会には、205カ国・地域(ロシア選手は個人資格参加)からと、難民選手団を合わせて約1万1000人の選手が参加する予定で、8月8日まで史上最多となる33競技339種目で熱戦が展開される。

選手一人一人には、これまで積み重ねてきた努力の成果を存分に発揮してほしい。

感染防止のためとはいえ、ほとんどの競技が無観客で行われるのは残念でならない。しかし、鍛え抜かれたアスリートたちが躍動する姿は、テレビ画面などを通して世界の人に感動を与えるであろう。

「スポーツを通して心身を向上させ、さらには文化・国籍など様々な差異を超え、友情、連帯感、フェアプレーの精神をもって理解し合うことで、平和でよりよい世界の実現に貢献する」

これは、近代五輪の始祖、クーベルタンが提唱したオリンピックのあるべき姿、すなわちオリンピズムである。異例づくめの大会ではあっても、この理念を具現化することはできるはずだ。

公明党の山口那津男代表は「人々に希望のともしびを与えることになると確信している」と述べている。

そのためにも、感染対策の重要性を改めて訴えたい。

PCR検査の徹底など厳格な行動管理を求められている選手や大会関係者の中から、既に感染者が出ている。検査がしっかりと行われている証拠とも言えるが、感染拡大につながらないよう、大会組織委員会などは最善を尽くしてもらいたい。

古代オリンピックは紀元前776年に始まったが、ギリシャ国内の戦争と疫病からの復興が目的だった。

こうした史実を振り返った時、コロナ禍という逆境の中でもスポーツの祭典を開催し、成功させたという新たな歴史を切り開く意義は大きい。

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