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接種加速へ支援を
早期解除に有効な対策も
党沖縄21世紀委が担当相に要請
西村担当相(中)に緊急要請する党沖縄21世紀委のメンバー=20日 内閣府
公明党の沖縄21世紀委員会(委員長=斉藤てつお副代表)の秋野公造副委員長と河野義博事務局長(いずれも参院議員)は20日、内閣府で西村康稔経済再生担当相に対し、緊急事態宣言下にある沖縄県の新型コロナ対策に関する緊急要請を行った。これには、党沖縄県本部(代表=金城勉県議)のメンバーと県ホテル協会の平良朝敬会長がオンラインで出席した。
席上、秋野氏は、コロナ対策に関する国の基本的対処方針に言及。医療提供体制の改善などが見られ、宣言期間内であっても措置を解除することができると明記されていることから、「感染状況の改善を踏まえ、早期解除を含めて有効な感染対策を講じるべきだ」と要請した。また、他県と比べて遅れているワクチン接種の加速へさらなる支援を訴えた。
西村担当相は早期解除に向けて、「県の取り組みを応援したい」と語った。
同委はこの日、内閣府で河野太郎沖縄・北方担当相にも同様の緊急要望書を手渡した。