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共生社会の実現誓う
古屋副代表ら、やまゆり園で献花
相模原殺傷事件から5年
慰霊碑の前で献花する古屋副代表(前列右から2人目)ら=20日 相模原市
公明党の古屋範子副代表と党神奈川県本部の上田勇代表(前衆院議員)、三浦信祐代表代行(参院議員)は20日、相模原市の障がい者施設「津久井やまゆり園」で入所者ら45人が殺傷された事件から5年となるのを前に同園を訪れ、新たに建てられたモニュメント(慰霊碑)の前で献花し、犠牲者の冥福を祈った。地元県議、市議が同席した。
事件は2016年7月26日に発生。元職員だった植松聖死刑囚が同園に侵入して入所者19人を殺害し、職員を含む26人に重軽傷を負わせた。慰霊碑には、亡くなった19人のうち、遺族から同意を得た7人の名前が刻まれている。県は園舎を再建し、今月4日に開所式を実施。8月1日から新たに入所者を迎え入れる。
献花を終えた古屋副代表は「障がいのある方々が安心して暮らせる、偏見や差別のない共生社会の実現へ全力を尽くす」と語った。