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清潔な政治 公明が貫く
「歳費返納」へ法改正を必ず
BS番組で斉藤副代表
公明党の斉藤てつお副代表は、16日夜放送のBS11の番組「インサイドOUT特別編 リベラルタイム」に出演し、次期衆院選広島3区に挑む決意について「清潔な政治が公明党の原点。立党精神は『大衆とともに』であり、大衆からの信頼というのは清潔な政治が“一丁目一番地”だ」と述べ、政治の信頼回復に全力を挙げる考えを示した。
具体的には、選挙違反で当選無効となった国会議員の歳費が返納できず、有権者から疑問の声が上がっていることを受け、歳費返納を義務付ける法改正を提起したと力説。現在、自民党と協議機関をつくり、公明案を基に合意をめざしているとして、「(歳費を保障する)憲法と矛盾しない形で実行しなくてはいけないが、この法律は必ず(不正)抑止の力になる」と意義を訴えた。
被爆地・広島の議員として取り組む政治課題に関しては「核廃絶に向け、大きな動きをつくる先頭に立つ」と強調。1月に発効した核兵器禁止条約に触れ、今後開催される締約国会合には「日本がオブザーバーとして参加し、唯一の戦争被爆国であり、知識を蓄積している日本として議論に貢献することは非常に大事だ。ぜひ実現したい」と語った。