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2021年7月9日

コラム「北斗七星」

子どもの頃に比べ時の経過が早くなったと感じる人は少なくない。年齢を重ねると人生の中で1日の占める割合が反比例して減っていくことなどをその理由にした心理学的アプローチも試みられているが、研究は道半ばというところ◆惰性に陥りがちな大人に比べ、新しいことに出くわすことの多い若い命の感受性は、周囲の環境から多くのことを取り込むことで、より濃密な時間を過ごすことができるからだろうか◆かつて本紙で連載をお願いしたことのあるドクトル・ムッシーこと「ぐんま昆虫の森」名誉園長の昆虫学者・矢島稔氏は、森林浴ならぬ“実物浴”という言葉で、子ども時代に本物に触れることの大切さを、折に触れて語っていた◆氏の連載を担当していた北斗子は連載当時、小学3年生を頭に、妻とともに3人の子育て真っただ中。開園から間もないぐんま昆虫の森に息子たちを連れて訪れ、当時飼っていたキリギリスの幼虫の育て方について、氏から直接アドバイスを受け激励されたことは忘れられない◆コロナ禍でリモート授業が一般化しつつある昨今である。あと10日ほどで夏休み。子どもの健康と安全を第一に、3密に注意しながら、子どもたちをいかに“実物浴”させられるか。難しいハードルはあるが、教育機関と家庭など現場の知恵が重要だ。(唄)

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