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発達支援 一人に寄り添う
未就学児向けセンター開設
滋賀・甲賀市
職員から感覚統合室で遊具の説明を受ける市議会公明党のメンバー(右側3人)
滋賀県甲賀市はこのほど、発達の遅れや障がいのある未就学児を支援する児童発達支援センター「つみき」を開設した。
市議会公明党(堀郁子幹事長)が2018年12月定例会で、発達障がいやその可能性のある子どもに対する支援の充実を訴えていた。
施設内には指導室や感覚統合室、プレイルーム、中庭などを設置。保育士などの資格を持つ指導員が子どもの発達状況に応じた個別支援計画を作成。心理士や言語聴覚士、作業療法士らが連携し、運動や遊び、グループ活動など、子どもに合った方法で発達を支援する。
市担当者は「通所開始時に比べ明るく活発になるなど変化が現れている子もいる。子どものことで気になることがあれば、いつでも相談してほしい」と話している。