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23氏 全員当選へ総力
東京五輪、無観客も視野に対応策を
記者団に山口代表
公明党の山口那津男代表は1日午前、都内で記者団に対し、4日の投票日まであと2日に迫った東京都議選や、東京五輪開催のあり方などについて大要、次のような見解を示した。
【都議選の情勢】
一、コロナ禍の選挙で大変緊迫した状況が続いている。党員、支持者の皆さまのおかげで手応えを感じているが、なお大接戦だ。残りの期間、一層拡大して23氏全員当選を勝ち取るよう全力を振り絞りたい。
一、(立憲民主、共産両党の選挙協力について)立憲の枝野幸男代表は(共産候補を応援した立憲議員に)苦言を呈し、連合は、政策の違う立憲と共産が協力し合うことはあり得ないと述べている。都議選で有権者に判断していただきたいと思っている。
【東京五輪開催のあり方】
一、(感染拡大を踏まえた対応について)感染状況によって無観客も視野に入れて検討すると首相も述べてきた。政府は無観客を視野に入れ、感染状況に対応できるよう機を逃さず発信し、安全・安心の具体策を徹底してもらいたい。
【中国共産党創立100年】
一、一つの政党で100年を迎えること自体、なかなかないことだ。公明党は日中国交正常化以来、交流を重ねてきた。なお一層、世界の平和と発展、安定のために力を尽くしてほしいと望んでいる。