ニュース
逆転勝利へ猛攻を
茨城県議選 あと3日
公明4候補が激闘
田村(つくば市)、八島(土浦市)混戦もつれ込む
9日(日)投票
公明4議席の死守へ、茨城県議選は9日(日)の投票日まであと3日に迫った。公明党の太田昭宏全国議員団会議議長は5日、情勢が全く予断を許さない、つくば市選挙区(定数5)の現職田村けい子候補(64)と、土浦市選挙区(定数3)の現職八島いさお候補(62)の応援に駆け付け、絶大な支援を呼び掛けた。石田祝稔政務調査会長も現地入りし、支援を訴えた。
太田議長は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の茨城県区間が昨年2月に全線開通したことに触れ、「国土交通相の時に公明党の茨城県議と連携して推進し実現できた。結果を出すのが政治の役割。一番結果を出してきたのが公明党だ」と力説した。
さらに、公明候補の逆転勝利に向けて「選挙は最後の3日間で勝敗が決する。何としても皆さんの力で勝たせてください」と訴えた。
つくば市選挙区は、9人が5議席を争う大激戦。自民2現職と共産現が先行。残る2を田村候補と、立憲新、無所属元、無所属新の4人が激しく競り合い、田村候補は当落線上の大混戦を抜け出せていない。あと1票、もう1票を積み重ねることが急務だ。
土浦市選挙区は、定数3に対して4人が激突。自民現1は優勢。ここにきて革新系の無所属新が政権批判票の受け皿として急浮上。八島候補は、無所属新と、もう一人の自民現を僅差で追い、残る2を巡る三つどもえの展開で最終盤にもつれ込んだ。八島候補が逆転勝利するには、他を圧する猛拡大に徹する以外にない。
水戸市・城里町選挙区(定数6)では、現職のたかさき進候補(57)が、日立市選挙区(定数4)では、新人の村本しゅうじ候補(51)が議席死守へ懸命の遊説を繰り広げている。