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新型コロナ ワクチン接種のネット予約をお手伝い
青年党員らが“青空相談”
東京・新宿区
青年党員らと共に、「ワクチン予約をお手伝いします」と呼び掛ける(右から)古城都議、中村区議
「ワクチン予約でお困りのことはございませんか」「この場で予約をお手伝いします」―。東京都新宿区にある都営戸山ハイツアパート近くの公園から19日午前、若者のさわやかな声が聞こえてきた。高齢化が進む都営住宅の住民らを対象に、公明党新宿総支部(総支部長=古城まさお都議、都議選予定候補=新宿区)の青年党員らが新型コロナワクチン接種の予約手続きをサポートする“青空予約相談”を実施した。
青年党員ら2人からワクチン予約のサポートを受けた満岡さん(右)
都営住宅に住む満岡順子さん(80)が接種券を片手に“青空予約相談”へ立ち寄った。接種券を受け取った青年党員は、満岡さんから希望する接種日時と会場を聴き取り、自身のスマートフォンで情報を入力。5分もかからずにインターネット予約が完了した。
「接種日確定し、心軽くなった」
「予約日が決まるまで落ち着かない日々を過ごしていた」という満岡さんは満面の笑み。「あっという間に確定し、心が軽くなった。若い方々の丁寧な応対に心から感謝している」と語った。
“青空予約相談”のスタッフの一人である益田貴広さんは「利用された方の『ありがとう』の一言が励みになった」とニッコリ。酒勾光子さんは「通りすがりの方からも『公明党は素晴らしいことをやっているね』とお褒めの言葉をいただいた。これほどまでの反響があるとは思わなかった」と話していた。
計5回、高齢者26人に対応
管理戸数3019戸の都営戸山ハイツアパートは、50年近く住み続ける居住者も数多く、地域の高齢化率は57%に上る(戸山2丁目、1月1日現在)。高齢者を対象にしたワクチン接種のインターネット予約が開始されると、高齢の住民から公明党の中村信一区議に、「予約したいが、自分一人では難しい」と“小さな声”が寄せられた。
その声をキャッチし、「未曾有のコロナ禍で困っている方の役に立ちたい」と立ち上がったのが、青年党員だった。今月から始めた“青空予約相談”は、最終回のこの日まで5回を数え、合計26人の予約につなげることができた。
古城氏も応援
応援に駆け付けた古城都議は、青年党員らの奮闘に感謝の意を示し、「希望者全員が安心してワクチン接種できるよう、全力を尽くす」と決意を語った。