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聴覚障がい者支える
電話リレーサービスを体験
山本副大臣
電話リレーサービスを体験する山本副大臣(右)と下野氏=22日 都内
耳の聞こえない人が電話を利用しやすくする「電話リレーサービス」が公明党の推進で7月から公共インフラとして始まるのを前に、山本博司厚生労働副大臣(公明党)は22日、事業を実施する都内の日本財団電話リレーサービスを視察した。公明党の下野六太参院議員が同行した。
山本副大臣は、実際に手話通訳者などの通訳オペレーターが聴覚障がい者との間に入って通話をサポートする仕組みを体験。担当者から、手話や文字通訳の体制を整えて24時間365日対応し、「(警察などへの)緊急通報にも対応する」などと説明を受けた。
山本副大臣は「サービスの周知とともに、通訳者の人材育成も後押ししていく」と述べた。