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差別防止を促すシトラスリボン
福岡・宗像市の「白ゆりの会」
福岡県宗像市の公明党員らでつくるボランティアグループ「宗像白ゆりの会」(森早苗代表)はこのほど、コロナ禍における感染者などへの差別防止をめざす「シトラスリボン」のキーホルダー50個を作成し、市に寄贈した【写真】。公明党の岡本陽子市議も同席した。
同グループは2001年、地域の美化活動などを目的に発足。今年5月からは、「コロナ差別をなくしたい」との思いで、市が推進するシトラスリボンプロジェクトに参加した。
同プロジェクトは、昨年4月に愛媛県の有志が始めた試みで、シンボルは賛同者が手作りするシトラスリボン。
シトラスカラー(黄緑色)のリボンやひもを使い、三つの輪ができるように結ぶ。三つの輪は地域・家庭・職場(または学校)を意味し、このリボンを身に着けることで、感染者や医療従事者への差別をなくそうとの思いを示す。
同リボンのキーホルダーは、市職員や市民有志が作成しており、市役所や公共施設などで配布している。
森代表は、「思いやりの心を広め、差別を許さない雰囲気づくりをしていきたい」と語っていた。