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2021年6月9日

国が責任ある対応を

処理水巡り公明に福島県知事

内堀知事(中央左)から要望を受ける井上副代表(右隣)ら=8日 衆院第2議員会館

公明党の井上義久副代表、竹内譲政務調査会長は8日、衆院第2議員会館で内堀雅雄・福島県知事から東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興・創生に向けた要望を受けた。浜田昌良、若松謙維の両参院議員が同席した。

内堀知事は、福島第1原発から出る放射性物質トリチウムを含んだ処理水を海洋放出する政府方針について、「県民、国民の理解が十分に得られているとは言えない状況だ」と強調。国が責任を持って関係者に対する説明や正確な情報発信、万全な風評対策に力を尽くすよう要請した。また、帰還困難区域内で避難指示解除の見通しが立っていない地域の解除方針を早急に示すことも求めた。

井上副代表は、「引き続きしっかり取り組む」と応じ、今夏に与党で取りまとめる予定の復興加速化に向けた提言に要望を反映させていくと伝えた。赤羽一嘉国土交通相(公明党)も内堀知事から要望を受けた。

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