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公平なワクチン供給へ
ユニセフ東京代表と懇談
途上国支援で山口代表
ベネス東京事務所代表(中央)の表敬を受ける山口代表(右隣)ら=2日 参院議員会館
公明党の山口那津男代表は2日、参院議員会館で、国連児童基金(ユニセフ)のロベルト・ベネス東京事務所代表の表敬を受け、懇談した。谷合正明国際委員長(参院幹事長)、高瀬弘美参院議員が同席した。
ベネス代表は「ユニセフは子どもの幸福や人道主義を大切にする公明党と同じ価値観を共有している」と強調。新型コロナウイルスの感染拡大により途上国では「子どもたちに必要不可欠な医療や教育が1年以上、提供されていない」と述べ、支援活動を行うユニセフへのサポートを訴えた。
山口代表は、ワクチンを共同購入して途上国にも分配する国際枠組み「COVAXファシリティー」で、ワクチンの公平な供給や輸送の役割をユニセフが担っていることに敬意を示した上で、資金支援を含め「大切な仕事をバックアップできるよう協力したい」と語った。