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2021年5月28日

ウィッグなど購入助成

がん患者の外見の悩みを支援 
兵庫・丹波市

市担当者から説明を受ける須原市議(右)

兵庫県丹波市は今年度から、がん治療による外見の変化に悩む患者を対象にした「アピアランスサポート事業」を実施している。

この事業は、医療用ウィッグや、乳がんによって切除した乳房を隠す人工乳房と補正下着の購入費用を助成するもの。対象は、がんと診断を受け、前年の所得額が400万円未満の患者。医療用ウィッグと人工乳房は上限5万円、補正下着は上限1万円を購入費用として補助する。

2019年6月定例会質問で、がん患者のウィッグや手術痕の形を整える補正具の購入助成を提案していた公明党の須原弥生市議はこのほど、市担当者から説明を受けた。

市健康課の安達則子課長は、医療用ウィッグや人工乳房の購入費用が数万円から数十万円と述べた上で、「病気で外見が変わり、外出などで悩む患者は多い。助成によって、少しでも手助けになれば」と話した。

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