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コラム「北斗七星」
若い頃、建設現場をよく歩いたこともあり、今月15日は「生コンクリート記念日」だったな、と振り返ってみた。1949年に日本で初めて生コンが出荷された日で、30年前に制定された。生コンが普及する前は、現場で水とセメントと骨材(砂と砂利)を練っていたため、均質のコンクリートが大量に必要な大規模構造物は建設できなかった◆セメントや骨材が適切に配合された固まっていない生コンを、大量に現場へ供給できるようになり、ダムや高速道路、高層ビルなどの建設が可能になった◆今月、乳児用液体ミルクの販売が、来年春にも始まるとのニュースが流れた。日本では、母乳以外の授乳は、粉ミルクが一般的だが、哺乳瓶の殺菌や、お湯で溶かして冷ますなど手間が掛かる。ましてや災害現場では、お湯の確保が困難だ◆公明党は、常温で保存でき、すぐに飲める液体ミルクを、日本で製造・販売できるよう、また災害用に備蓄するよう訴えてきた。ようやく今年8月、国で基準が定められ、日本での製造・販売が可能になったが、商品化は早くても来年後半と見られていた◆建設現場は、すぐに使える生コンの登場で一変した。生コンと並べるのも何だが、「パパでも簡単に授乳できる」という液体ミルクは、育児の現場を一変させるのでは。来春からの販売に期待したい。(三)









