ニュース
コラム「北斗七星」
人を先入観で判断するのは禁物だ◆1941年にナチスドイツがパリを占領したことがきっかけで閉店した反骨の書店「シェークスピア&カンパニー」の精神を受け継いだ書店をパリ市内に51年に開業、62年には店名も引き継いだジョージ・ウィットマンは、「見知らぬ人に冷たくしてはいけない。変装した天使かもしれないから」をモットーに、一人一人の顧客を大切にした◆その一環として早くから、文学などを志す若者を店内に無償で泊め、多くの書き手を育てている。現在も同書店は、ジョージの精神を受け継いだ娘のシルビアさんの手で運営。セーヌ河畔、ノートルダム寺院にほど近いところで、コロナ禍の苦境に耐えながら店を構えている。知る人ぞ知る観光名所でもある◆同書店ホームページの、自費出版などを支援するコンテンツには冒頭、「なんと素晴らしいことでしょう! 世界をよくすることを始めるのに、誰も一瞬ですら待つ必要なんてないんです」というアンネ・フランクの言葉が載る(原文は英語)◆党理解の輪を広げる語らいの際、過去の経験や相手との関係から、なかなか党の政策や実績を言い出しづらい場合もある。だが先入観の壁を乗り越え実際に語ってみると、快く聞いてくれる場合も少なくない。勇気を出し、逡巡せず、語り抜くぞ。(唄)









