ニュース
特別な在留資格が必要 ミャンマー情勢緊迫化受け
党法務部会など法相に要請
上川法相(中央)に申し入れを行う大口部会長(右隣)、谷合座長(右端)ら=25日 法務省
公明党法務部会(部会長=大口善徳衆院議員)と同難民政策プロジェクトチーム(座長=谷合正明参院幹事長)は25日、法務省で上川陽子法相に会い、在留ミャンマー人の在留資格に関し、人道的措置を求める緊急申し入れを行った。
申し入れは、2月1日の軍事クーデター発生によって緊迫するミャンマー情勢を踏まえたもの。
席上、大口部会長らは「在留資格の有無を問わず、ミャンマーが大変な状況の中、送還させるわけにはいかない」と訴え、在留資格のないミャンマー人に人道的な配慮から特別な在留資格を付与することを要請。また、在留資格のあるミャンマー人に対しても、ミャンマー情勢の緊迫化が長期にわたることを見据え、特別な在留資格への変更を認めるよう求めた。
上川法相は、緊急避難的措置として検討する考えを示した。