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ワクチン接種で要望
障がい者への十分な配慮など
公明党は21日、新型コロナワクチンの迅速で円滑な接種体制の構築などに向けて、各地で緊急要望を行った。
北橋市長(中央左)に要望書を手渡す岡本団長(右隣)ら=21日 北九州市
【北九州市】公明党北九州市議団(岡本義之団長)は、市役所内で北橋健治市長と会い、接種計画の明確化や、接種に当たる医療従事者への優先的な接種を求めた。さらに、接種を希望する障がい者や車いす利用者に対する十分な配慮、ワクチンの安全性に関する丁寧な情報発信など計10項目を要請した。
北橋市長は「真摯に検討し、できることから取り組んでいく」と答えた。
林市長(中央右)に要望書を手渡す竹内団長(左隣)=21日 横浜市
【横浜市】公明党横浜市議団(竹内康洋団長)は、市役所内で林文子市長と会い、接種会場に行くことが困難な障がい者らに対して医師の訪問による接種を検討するよう求めたほか、ワクチンの十分な配送能力の確保と厳格な温度管理の徹底など、計6項目を要望した。
林市長は「全力で取り組んでいく」と答えた。
【浜松市】浜松市議会公明党(松下正行代表)は、市役所で鈴木康友市長宛てに緊急要望を行った。
松下代表らは、7月末までに高齢者への接種が終わるよう計画の見直しや、大規模接種センターの設置、障がいのある接種希望者への配慮――など8項目を求めた。
応対した山名裕副市長は、「要望をしっかり受け止め、やれることから取り組んでいく」と応えた。