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語りたくなる都議会公明党
こども基本条例
原案作成し制定リード
施策推進へ都の責務定める
社会の宝である子どもを「権利の主体」として尊重することを明記した、議員提案の「東京都こども基本条例」が4月1日から施行されました。条例は、国連の「子どもの権利条約」の理念に基づくもの。都議会公明党が原案作成の段階から一貫してリードし、3月の都議会本会議で全会一致で可決、成立しました。
条例は、コロナ禍が子どもたちに大きな影響を及ぼしていることを契機に制定。子どもの幸福追求のために必要となる都の責務を規定し、都が推進する施策として安全・安心の確保や居場所づくり、学びの支援などを挙げています。各部局で行っていた子ども施策を総合的に推進し、子どもの意見が施策に適切に反映されるよう環境の整備を図ることも定めています。
都議会公明党は、識者らと意見交換しながら原案を作成。自民党などと共に、議会に条例案を共同提案しました。
その後、都民ファーストの会と共産党が修正案を提出し、協議が難航した局面もありました。しかし、都議会公明党は「子どもに関わる取り組みを政争の具にしてはならない」として、新たな修正案を取りまとめるなど合意形成に尽力。その結果、全会派が賛同する条例となりました。