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干潟を保全、魅力発信
ビジターセンターの内容充実
佐賀市
佐賀市議会公明党(村岡卓代表)はこのほど、同市内にある東よか干潟ビジターセンター「ひがさす」を訪れ、担当者から施設について説明を受けた。
現地は、日本一の干満差(最大約6メートル)を持つ有明海に面した湿地で、2015年5月にラムサール条約に登録されている。
センターは2階建てで、同干潟の保全活動や魅力発信の拠点として昨年10月に開設。1階の展示室では、干潟に住む生物の標本観察や保全活動に取り組む地域住民のメッセージ映像の視聴ができる。2階には、有明海や雲仙岳、佐賀平野を一望できるパノラマ展望台が設置されている。
環境学習として、同干潟に漂着したプラスチックごみを使用したアート制作や潟泥のろ過実験を体験できる。開設以来、市内外から8万人以上が来場している。
市議会公明党は、センターの上映映像に字幕を付与させるなど、干潟を誰にでも分かりやすく発信する取り組みに力を注いでいる。