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漁業の復興、活性化
横山氏ら 水産関係者と意見交換
宮城・石巻市
水産業関係者とインターンシップの実施状況について意見交換をする横山氏(右から2人目)=18日 宮城・石巻市
横山信一復興副大臣(公明党)は18日、宮城県石巻市を訪れ、復興・創生インターンシップ事業の実施状況を巡り、漁業関係者と意見交換した。党宮城県本部の庄子賢一代表(県議)らが同席した。
この取り組みは同庁のモデル事業で、被災地の企業で大学生が職業体験をするもの。席上、同事業を受託している「フィッシャーマンジャパン」の松本裕也事務局次長は「これまでの事業に参加した4人の学生が卒業後、石巻に移住した。若者が働きやすい環境整備をめざす」と説明。
受け入れ企業の一つ盛信冷凍庫の臼井俊文取締役営業部長は「学生と話す中で、水産業のデジタル化の遅れを痛感した。今後、改善を考えたい」と述べた。
横山氏は「事業を通し、人口減少が課題の農山漁村地域で交流人口の拡大や移住の促進につながるよう、努力する」と語った。