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有機農業の可能性開く
稲津氏 女性が活躍しやすい環境に
北海道新篠津村
有機農業について話を聴く稲津氏(中央)ら=11日 北海道新篠津村
公明党の稲津久衆院議員らは11日、北海道新篠津村で農薬や化学肥料を使用しない有機栽培で野菜を生産している「有限会社大塚ファーム」を訪れ、経営状況や女性の活躍について話を聴いた。
同社の大塚裕樹代表取締役社長は、国が脱炭素をめざし有機栽培に取り組む農地面積を拡大する方針を示す中、有機野菜の出荷額を年々伸ばしている状況を説明。その上で、「販路と消費者への認知をさらに広げることが課題」と話した。一方、25人のスタッフの半数が女性であることに言及し、「子育て世帯などが働きやすい環境づくりに努めている」と語った。
稲津氏は、「有機農業の可能性と女性の活躍の場を開く先駆的な取り組みを応援していきたい」と述べた。