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2021年4月10日

【主張】高齢者にワクチン接種 12日スタート、円滑実施へ万全に

いよいよ12日から、65歳以上の高齢者に対する新型コロナウイルスワクチンの接種がスタートする。対象者は約3600万人に上り、全国の市区町村が実務を担う。円滑な実施に向け、万全の体制で臨みたい。

政府の計画によれば、高齢者向けのワクチンは徐々に供給量を拡大しながら、6月末までに全員分(2回接種)が配送される見通しだ。当初は供給量が限られるため、全国的に接種が本格化するのは、5月の連休明けとみられる。

対象者には、市区町村から「接種券」が届くので、同封の案内に沿って電話やインターネットで予約し、近くの公共施設や医療機関などで接種を受ける流れとなる。

成功の鍵を握るのは、やはり的確な情報提供であろう。

すでに接種券を発送した一部の自治体では、案内の内容が不十分だったり、先着順で予約を受け付けたために、問い合わせが殺到し、混乱を招いているケースがある。

市区町村は、さまざまな問い合わせに親身になって応対するとともに、広報紙やSNSも活用して情報を分かりやすく周知すべきである。

ワクチンの供給量に応じて対象者に優先順位を付けるといった工夫も必要だ。まずは施設入所者や85歳以上などに絞って接種券を送っている自治体もある。こうした事例も参考にしてほしい。

一方、市区町村にとっての一番の心配は、ワクチンが予定通り届くかどうかだ。国は自治体と緊密に情報共有し、配送が滞らないように最善を尽くさなければならない。

今後はワクチンの接種件数が格段に増えることから、副反応への対応が一層、重要になる。

副反応が疑われる事例の報告と専門家による評価を速やかに行い、国民に正しい情報を発信する。この基本をあらためて確認し、希望する人が安心してワクチンを接種できるよう、関係者は心して対応に当たってほしい。

重症化のリスクが高い高齢者へのワクチン接種が順調に進めば、コロナ禍収束の展望も見えてくる。公明党は国会議員と地方議員の強固なネットワークの力を生かし、この大事業の成功へ全力で取り組んでいく。

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