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避難先での接種、周知を
ワクチン 東日本大震災の避難者
平木、秋野氏
7日の参院決算委員会で公明党の平木大作、秋野公造両氏が質問に立った。
平木氏は、東日本大震災の避難者への新型コロナウイルスワクチン接種に関し、現在の居住地に住民票がない場合の対応を聞いた。復興庁側は、住民票のある自治体から送付される接種券と住所地外接種届出済証を持参すれば、避難先で接種できると説明。各地で避難者の生活再建支援に取り組むNPO法人などの団体にも協力を呼び掛けているとし「引き続き、周知に努めていく」と述べた。
一方、秋野氏は、化学物質の生態影響試験について、水生生物だけでなく昆虫など陸生生物も用いるよう提案した。小泉進次郎環境相は「事務方に検討を指示する」と応じた。また秋野氏は、せっけんの成分である脂肪酸塩のリスク評価に関し、物質の区分をより細分化すべきだと主張した。