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自殺防ぐ体制強化を
山本(香)氏 福井の4団体と懇談
茂理事長(右端)から話を聴く山本(香)氏(左から2人目)ら=3日 福井市
公明党社会的孤立防止対策本部の山本香苗本部長(参院議員)は3日、福井県の福井市や敦賀市を訪れ、自殺防止、ひきこもり支援などを行う計4団体の関係者と支援の実情などを巡り意見交換した。西本恵一県議が同行した。
このうち、景勝地・東尋坊で自殺を図る人の保護活動を行っているNPO法人「心に響く文集・編集局」の茂幸雄理事長は、「自殺しようとする人の中には、生活困窮者や精神障がいがある人が多い」と説明。その上で、精神科など専門病院における患者に応じた医療提供体制の強化などを訴えた。
また、ひきこもり支援を行っている「こころサポート事務局」の西見幸雄代表は、フリースクールの公的助成などを求めた。
山本氏は「実態を踏まえ、政策立案に生かしたい」などと述べた。