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2021年4月2日

コラム「北斗七星」

70年前の4月2日から発行された5百円札の肖像画は、明治維新の立役者の一人、岩倉具視。1858年に日米通商条約をめぐり、中・下級の公家が88人で時の関白に抗議した「八十八人列参」を主導し、下級の公家だった32歳の彼は政界にデビューした◆その後、天皇の近習となるが、対立する公家らに糾弾され、謹慎の身に。しかしその間も、人脈から情報を得て国情をつかみ、「全国合同策」など繰り返し提言を発する。「この時期にこれだけの『意見書』を書いた公家は一人もいない」(永井路子著『岩倉具視』)。「転んでもただでは起きないしたたかさ」(同)だ◆5年に及んだ謹慎が解けると、幕府、摂関政治を廃止する政変に臨み、江戸時代の幕引きに欠かせない役を演じた。新政府でも重要ポストを担う◆政界デビューから命尽きるまでの20数年、時代急変の荒波に、身の浮沈を幾度も味わうが、「なお懸命に新しい日本の形を模索した一人の政治家」(坂本一登著『岩倉具視』)だった◆時移り、ここ20数年の公明党を見ると、1999年から連立政権に参画。2009年の衆院選で下野するも12年の衆院選で政権を奪還。懸命に、新しい日本の構築に挑み続けている。きょう創刊59周年を迎えた本紙は、時代の急変にも、大衆とともに立ち向かう党の闘いを毎日追う。(三)

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