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2021年3月27日

21年度予算が成立

コロナ対策最優先
感染防止、雇用支援手厚く

21年度予算のポイント21年度予算のポイント

2021年度予算は26日午後、参院本会議で自民、公明両党などの賛成多数で可決、成立した。立憲民主党、共産党などは反対した。新型コロナウイルスの感染防止策が手厚く盛り込まれ、一般会計総額は20年度当初予算比3.8%増の106兆6097億円。9年連続で過去最大を更新した。感染防止策をはじめ、デジタル化や脱炭素化に向けた取り組みなど公明党の主張が大きく反映された。

具体的には、新型コロナウイルスの感染拡大に備え、予備費として5兆円を計上。想定外の事態にも機動的に対応できるようにする。保健所の体制整備や、雇用維持、再就職支援を拡充するための費用などを確保した。

コロナ収束後の経済成長につなげるため、官民のデジタル化や温室効果ガス排出量の「50年実質ゼロ」に向けた経費も盛り込んだ。行政デジタル化の司令塔となる「デジタル庁」を設置し、官民の高度専門人材500人規模の体制をつくる。二酸化炭素(CO2)排出削減に取り組む企業に対し、今後3年間で1兆円規模の低利融資を行う制度を創設する。

社会保障費は35兆8421億円。介護報酬や障害福祉サービス報酬を引き上げ、現場の処遇改善などにつなげる。保育の受け皿整備や、不育症検査への助成拡充も進める。

公共事業関係費は、6兆695億円を計上。防災・減災対策を強化する「流域治水」などを強力に進める。

質問する石川氏=26日 参院予算委質問する石川氏=26日 参院予算委

本会議に先立つ参院予算委員会で、締めくくり質疑と賛成討論を行った公明党の石川博崇氏は、医療体制の強化や事業者支援が盛り込まれた同予算について、「感染の抑え込みに全力を挙げるとともに、ウイルスへの不安が緩和された後の社会を見据え、攻勢への端緒をつかむことが重要だ」と力説し、速やかな執行を要請した。

党参院議員総会であいさつする山口代表=26日 国会内党参院議員総会であいさつする山口代表=26日 国会内

■地方に早く届ける 山口代表

公明党の山口那津男代表は26日、国会内で開かれた党参院議員総会であいさつし、同日成立した2021年度予算について、大要次のような見解を述べた。

一、21年度予算は、「15カ月予算」との位置付けの下、さまざまな対策が連続性、総合性を持って組み立てられている。予備費を適時、適切に活用しながら、全体の予算が速やかに執行されるよう万全を期していきたい。予算を執行するために必要な法案の審議は進んでいるが、何としても成立させなければならない。

一、今、最も国民が期待しているのは、コロナ禍を早く乗り越えて次の一歩をしるしたいということだ。党のネットワークを通じて、地方議会にも予算の内容を伝え、次の定例会に向けて国の予算が生かされていくよう地方議員と連携していきたい。

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