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2021年3月18日

共産委員長に高校生ビックリ

「憲法違反」でも自衛隊は活用 
編集メモ

自衛隊について、憲法違反だから解消するとしながら、災害時などには頑張ってもらう――。そんな日本共産党の“ご都合主義”が、またも露呈した。

それは、2月17日、インターネットと通信制高校の制度を活用した私立高校「N高等学校」で生徒からの質問に答える形で進められた志位和夫委員長による特別講義でのことだ。

生徒からは、自衛隊についての同党の見解に対し、「自衛隊は憲法違反という立場を取られていますが、災害などの時には自衛隊の助けは必要だと思います」と手厳しい指摘が寄せられた。

これに対し志位委員長は、どう答えたか。自衛隊は「憲法上の判断では、違憲」と述べておきながら、現状では「日本に対する主権侵害があった場合には、自衛隊を活用します。あるいは大きな災害があったときには、当然、自衛隊員のみなさんには頑張っていただきます」と、「憲法違反でも自衛隊は活用する」という自分勝手な恣意的解釈を示してみせたのだ。

この主張は、憲法を無視して超法規的に自衛隊を動かすと言っているに等しく、立憲主義に反するものだ。事あるごとに「立憲主義を守れ」と叫んでいる志位委員長が、こうした暴論を真顔で語る。そんな詭弁を聞かされ、共産党の“矛盾”に驚いた生徒も少なくなかっただろう。

自衛隊は、内閣府調査で「良い印象を持っている」との答えが約9割に上るなど、大多数の国民の間に定着。立憲民主党の枝野幸男代表も「国民の圧倒的多数も私も合憲だと思っている」(2017年10月の党首討論)と言明している。

共産党は立憲民主党を、しきりに「野党連合政権」に誘うが、「自衛隊」一つ取り上げても両党の基本政策の隔たりは鮮明だ。

年内には確実に行われる衆院選に向けて、立憲民主、共産両党には選挙協力を進め共闘を強めようとする動きもあるようだが、自衛隊や安全保障など国の基本政策の違いを棚上げにしたままでは、いつまでたっても“野合”批判を払拭することはできない。(馬)

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