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2021年3月13日

35人学級 教師採用は多様に

アスリートなど提案
浮島氏

浮島氏=12日 衆院文科委

衆院文部科学委員会は12日、公立小学校の学級人数の上限を35人に引き下げる義務教育標準法改正案を審議し、公明党の浮島智子氏が、必要となる教師の確保に向けて、アスリートや理数分野の博士号保有者、発達障がいの専門家など多様な人材の採用を求めた。

浮島氏は、35人学級によって新たに必要となる教職員数が1万3000人超に上るとの文科省の試算に言及。その上で、今後の学校教育について「社会的構造の変化の中で、意見の異なる他者と対話し、協働する意味を実感することが重要だ」と訴え、多様な教師の確保が必要だと強調した。採用方法や働き方の多様化も提案した。

萩生田光一文科相は「既存のあり方にとらわれることなく検討する」と応じた。

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