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若者の政治参加を促進
発信力巡りユーストーク
党青年委と識者
西田准教授(左端)と活発に意見を交わす党青年委のメンバー=9日 参院議員会館
公明党青年委員会(委員長=矢倉克夫参院議員)は9日、参院議員会館で、若手有識者と議論する「深掘りユーストーク」を開催。東京工業大学の西田亮介准教授を招き、若者の政治参加を促すため、政党による政策発信や広報のあり方などを巡り意見を交わした。
矢倉委員長は、党青年委として、教育費の負担軽減などを実現するため、政策アンケート「ボイス・アクション(VA)」を実施してきたことを紹介。
西田准教授は、VA運動は、公明党が掲げる「小さな声を聴く力」を具体化したものだと評価。アンケート項目についても、社会的弱者への支援など「きめ細かな論点で若者の声をすくい上げている」と述べ、継続的な実施が重要だと指摘した。さらに、VAを通じて、若者が政治に触れる機会にもなっているとし、主権者教育の観点からも有効との見方を示した。