公明党トップ / ニュース / p151498

ニュース

2021年3月2日

コラム「北斗七星」

一般的に、がん治療には、がんの部位が限られている場合の手術療法(外科手術、レーザー療法等)と放射線療法、がんが全身に広がっている場合の化学療法(抗がん剤治療)と免疫療法などが施されている◆こうした中、最先端のがん治療法として注目されているのが「ホウ素中性子捕捉療法」(BNCT)だ。体内に取り込まれたホウ素に、外から中性子を照射して極狭い範囲で核分裂を起こさせ、がん細胞のみを的確に破壊していく◆このBNCTの効果を左右するのが照射装置と、がん細胞に取り付くホウ素剤の性能。このほど熊本市内の研究所が、これまでのホウ素剤に比べ10~20倍もがん細胞に取り付く力がある薬剤の開発に成功した◆一方で、共同研究した福島のベンチャー企業が、これまで体表6センチ以内のがんにしか届かなかった中性子を、照射装置を小型化することで体を取り巻くように設置し、深部のがん細胞にまで届かせる装置の実用化に成功した。BNCTが着実に進化している◆BNCTについて公明党は早くから注目してきた。党のがん対策推進本部をはじめ、全国各地の議員がBNCT関係施設の視察や議会質問を重ねてきた。昨年6月には、公明党の推進で、咽頭や口腔などの頭頸部(顔や首)へのBNCT治療が保険適用となった。(正)

公明新聞のお申し込み

公明新聞は、激しく移り変わる社会・政治の動きを的確にとらえ、読者の目線でわかりやすく伝えてまいります。

定期購読はこちらから

ソーシャルメディア