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国会のバリアフリー化
ネット中継に手話通訳
NHK放送で字幕も
国会のバリアフリー化が大きく前進!――。国民に開かれた国会をめざし、公明党が国会のバリアフリー化を力強く推進してきた結果、障がい者の国会へのアクセスが向上しました。
その一つが国会中継のバリアフリー化です。参院では、今国会から耳の不自由な人を対象に本会議のインターネット審議中継に手話通訳を導入しました。国会地下にある放送用の施設内に撮影用ブースを設置。議場内の音声に合わせて手話通訳を行い、本会議場の映像とともに配信します。
NHKテレビで放送する衆参本会議の「国会中継」に字幕が付与されていることも好評です。テレビ視聴時に「字幕」の設定を「オン」にすると字幕が表示されます。
公明党は2018年2月に聴覚障がい者団体などから、「国会で何が審議されているか分からず政治が遠い存在になってしまう」との切実な声を聴き、同年3月に政府に字幕放送の早期実現を提言。これを受け、同年10月、首相の所信表明演説から字幕が付与されました。
一方、参院本会議場に車いすに座ったまま議員席から演壇に行くための長さ7メートル、幅80センチのスロープが、演壇に向かって両側に新設されたほか、参院委員会室では、大型車いすでも傍聴ができるよう傍聴席の整備が進められました。
全日本ろうあ連盟常任理事・事務局長の久松三二氏は「国会のバリアフリー化の一環として、今国会から国会中継への手話通訳が導入され、手話を必要とする、ろう者にとっての情報アクセス環境が向上した。公明党の力添えが大きかったと評価したい。本当に感謝している」と述べています。