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山火事106ヘクタールまで延焼
輿水氏ら避難者見舞う
栃木・足利市
避難した男性(左端)を励ます輿水氏(右隣)ら=26日 栃木・足利市
公明党栃木県本部の輿水恵一顧問(前衆院議員)は26日、足利市で発生から5日が経過し、延焼が続く山火事の現地を調査した。党県本部足利市山林火災対策本部の山口恒夫本部長(県代表、県議)らが同行した。
一行は、市の現地対策本部で和泉聡市長から被害状況を聴取した。和泉市長は、26日午後2時現在、山火事は約106ヘクタールまで延焼、近隣の305世帯に避難勧告を出し、避難所には7世帯13人が避難していると報告した。
さらに「市街地に燃え広がらないよう『防衛線』を設定し、必死で食い止めている」と説明するとともに、「自衛隊などの協力が助かっている。より幅広い支援をお願いしたい」と要望した。
この後、輿水氏らは避難所で避難者を見舞った。延焼した現場の近くに住む男性(90)は「火が収まらず怖い」と語り、輿水氏は「一日でも早く日常が戻るよう、公明党として全力を尽くす」と励ました。